岡田えりこのプロフィール

1967年生まれ。
教育熱心な両親の元で育つ。兄、私、弟の3人兄弟。

自分で言うのもへんですが、大学教授の父のつくった家庭は
少しは
優秀な家庭だと思って育ちました。
でも、家族の中での私は「落ちこぼれだ」と劣等感ばかりを
感じていました。

高校は進学校に入学。女子大を卒業後、大手化学メーカーの研究所
に入社。理系女子社員として働くことに。
「人並みになりたい。」の一心で必死に働く。
16歳で母を亡くし、その後、母の代わりに家事をする。
22歳で兄を亡くし、32歳で父を亡くす。
父が亡くなった後、心と身体に不調が生じて12年勤めた会社を退職。

心身の不調をきっかけに、癒しを求めてさまざまなカウンセリングや
セラピーを体験することに。
そして、心理学に出会い、学び始め、今日に至る。

[カウンセリング活動歴]
 2003年よりカウンセリングサービス所属カウンセラーとして活動
スタート。
2007年より休会。さまざまな癒しの手法を学び、実生活に取り入れる。
 母体である神戸メンタルサービスのセミナーには継続的に関わり、
 自分の内面と向き合い続ける。
 OBとしての活動を通して「頼れる先輩」の一面も持っている。
 再び、理系の職場で働き始める。
2018年6月よりカウンセラーとしての活動に復帰。


[私がカウンセリングを受けたきっかけ]
父が亡くなって1年経った頃、過呼吸の発作で通勤途中に倒れてし
まいました。『パニック障害』という言葉が使われ始めたばかりで、
まだ認知度は低かった頃のことです。

父を見送った後に、私は
「もう自分のことだけ考えていればいいんだ。好きなことをしても
いいんだ。自由になったんだ。」と、思いました。
その矢先に倒れてしまったのです。
「どうして?なぜ、今なの?」と自問自答を繰り返しました。

母の代わりに家事をし、仕事もして、父の看病まで。
無理をして頑張って、そして父が亡くなる不安と闘ってきたことで、
身体だけでなく、心も疲れ果てていたのです。

ですが、私は自業自得だと、自分を責めました。
母も兄も父も誰も、ひとりも助けられなかった。
それは全て『私が悪いから』なんだ。
と、ずっと自分を責めていました。

「もう無理だ。私一人では、もうどうしようもない。」
と、いう時期に電車の中で倒れたのでした。
日を追うごとに症状は悪くなり、とうとう家から出られなくなりま
した。症状に対する周りの理解は得られませんでした。

そして、
私はカウンセリングに出会い、受け始めることにしたのです。


[カウンセリングを受けて気づいたこと、変わったこと]
私は優秀な家族の中で「私は落ちこぼれだ」と劣等感を感じながら
育ちました。だから、私がガマンしなくちゃ、と犠牲することが増
えていっていたのです。

カウンセリングを受け始めると、
今までは居なかった自分、会ったことのなかった自分に出会いました。

いつも家族の誰かために何かをしてきた自分。
   「自分のことを一番にしてもいいの?」
いつも我慢してきた自分。
   「したいことをしてもいいの?」
泣きたいときに泣けなかった自分。
   「泣きたい時は泣いてもいいの?」
誰も信頼できなかった自分。
   「信じてもいいんだね。」
あきらめていた自分。
   「あきらめなくてもいいんだ。」

今まで知らなかった自分をたくさん見つけたのです。
そして、そのひとつひとつと折り合いをつけていきました。

すると、今まで見えていなかったものが見えるようになりました。

本当に親身になって私のことを考えてくれる友達だちや同僚。
  「友だちなんかいないと思ってたのに。」
まるで親のように私を見てくれている先生や友人のご両親。
  「親の代わりに見守ってくれた人がいたんだ。」
私の痛みを分かろうとしてくれた人たち。
  「私のことなんて、どうでもいいんだと思ってた。」
早く元気になって欲しいと願ってくれた人たち。
  「私なんかのために?」

その人たちの想いに気付くことができたときにやっと
「一人じゃないんだ」と感じることができました。
たくさんの人のあたたかさが、私の凍てついたハートを
溶かしてくれたのです。

「ありがとう。」
ずっと長い間、すぐ近くにあったのに見えていなかったのです。
「本当にありがとう。」

私は人が嫌いなんだと思っていました。
本当は、人が好きだったのです。
これが一番の気づきだったと思っています。


[亡くした家族を取り戻したい]
これは私がカウンセリンを受け始めた時の私の望みです。
つい最近まで、この思いはずっと消えずに私の中にありました。
「家族を一人も助けられなかった」
という思いが強かったからだと思います。

無理だと知りながら答えを探し求めてきました。
長い時間がかかりましたが、やっと
心の中に「家族」を取り戻すことができたのです。

その結果、穏やかな時間と、心から好きだと思える仕事、出会えて
よかったと思える友人たち、という<宝物>が手に入りました。

取り戻せたと言っても、もちろん亡くなった家族が戻ってきたわけ
ではありません。そういう意味では、最初に私が望んだ形とはちが
っていました。
でも、心では確かに取り戻せたと感じています。
それは、家族が誰も亡くなっていなかったら、きっとこうだったん
じゃないかな、と思えるような穏やかで平和な時間を過ごすことが
できるようになったからなのです。
もしかしたら、
やっと家族が亡くなったことを私が受け入れたから、なのかも。

「あなたが手に入れたいものは何ですか?」
一緒に手に入れる方法を探しませんか?
あきらめなくてもいいのです。今からでも遅くはありません。


[カウンセラーとして心がけていること]
『自分らしく生きる』
それは決して無理をしない、無理のない、とても楽な生き方です。

あなたの『自分らしさ』はどんなスタイルでしょうか?
みんな同じではありません。ひとりひとりが違っています。

今が辛いなら、『自分らしく生きていない』からでは。
どんなひどいことが起こったとしても、人生に起こることは全て
に意味がある、と私は考えています。
それは『自分らしく生きる』ためのヒントなのでは、と。

人はいつも何かしら答えを探しているものだと思うのです。
そして、あなたの探している答えは、あなたの中にあると思って
います。

その答えは、一歩ずつ『自分らしく生きる』ことへと
決して無理をしない、無理のない、とても楽な生き方へと連れて
いってくれるのです。

だから、「どうして?」と問い続けることはやめないで、一緒に
答えを探させてください。
1つ答えを手に入れていくことで、一歩『自分らしさ』に近づくの
ですから。

今の辛い気持ち、しんどい状況を聞かせてください。
その中から、一緒に『自分らしく生きる』ためのヒントを探しましょう。

あなたが「自分らしさ」を思い出す。「ラクな自分らしさ」を見つける。
お手伝いをさせていただきたいのです。