こんにちは。岡田えりこです。
私のブログにご訪問ありがとうございます。

辛いときは誰でも泣きたくなるものです。
泣きたいときに、泣けますか?
誰にも見られていないにも関わらず、
がまんしてぐっと堪えたりしてませんか?

辛いときには泣いていいんです。
だって、それは自然なことだから。

私が泣きたくても泣かない人だったのです。
必死でこらえていました。
泣かないようにしていると、泣きたい気分なのに
涙が出ないようになっていきました。

辛くても涙が出ないって本当にしんどいんです。

でも、どうしたらいいのかがわからなくなっていました。
だから、泣きたいときは泣いた方がいいですよ、
とオススメしたいのです。

友人から貸していた1冊の本が返ってきました。
野田秀樹の戯曲です。
戯曲ってわかりますか?
脚本や上演台本のかたちで執筆された文学作品、のことです。

私は心理学に出会う前の私の楽しみは演劇を見に行くことでした。
なんとなく、友人と演劇を見にいってみたのですが、
私はすぐにハマってしまいました。
その理由を当時は深く考えていなかったのですが、
どうやら『泣ける』ところのハマったようなのです。
このころの私には
父の闘病生活、家では母の代役、
仕事は残業続き、彼氏とはうまくいかない
と、辛いことがいっぱいでした。
泣きたかったんですよね。
でも、
泣かないようにしていました。
泣いても意味がないと思っていましたし、
泣いても何も変わらない考えていました。
泣かないと決めてたんですね。
しかし、
演劇はライブで目の前で役者が演じるのですから、セリフが心に響いてくるのです
固くなった涙の栓もゆるんでいくようでした。
それに、観劇中は泣いてもしょうがないと、自分が泣くことを許可できたようです。
お金を払って、時間を割いて泣きに行っていたことになります。

涙が出ると少しスッキリしました。
心の中に少しだけスペースができて、
明日からまた頑張れそう、と思えました。

特に野田秀樹さんの作る作品は涙がたくさん出るんですよね。
大好きでした。よく効きました。(笑)

観劇中は心置きなく笑えて、心置きなく泣けました。
泣くためにというよりも、
心を動かすために劇場に足を運んでいた、
と言った方がいいかもしれません。
初めて神戸メンタルサービスのセミナーを受講した時も涙が溢れました。
「演劇の時と同じだ。私にはぴったりだわ。」
と思ったのを覚えています。

泣きたい時は悲しい、辛い、とかさみしいといった感情が
心の渦巻いてますよね。
我慢して、飲み込んだところで、どうやらなくなったりはしないようです。
溜まっていってたんだと思います。
そして、
溜まった感情を涙に溶かして身体の外に出していたんだと思っています。
電話カウンセリングをしていると、泣き出してしまう方がおられます。
決まって「すいません」とおっしゃるんですよね。

いいんです。
泣きたい時は泣いてください。

泣けないとしんどくて辛いってことは、私がよく知っています。
私はガマンするよりも、泣いてくれたほうがいいと思っています。
自分の経験から、一人で泣くよりも、誰かに受け止めてもらったほうが、
たくさんの溜め込んだ気持ちが涙に溶け出すものだと考えています。

神戸メンタルサービス心理学セミナーに通うようになった私は、
ここで出会ったたくさんの人たちに気持ちを受け止めてもらってきました。
誰かに受け止めてもらうことで、一人で泣いていたのでは感じなかったであろう、
寄り添ってくれたことへの感謝や温かさ感じました。
おかげで、私の心が徐々に軽くなっていったことは事実です。

だから、今は泣いても意味がないとは思っていません。
泣きたい時は泣いた方がいいんです。
だって、それは自然なことだから。
でも、
一人で泣かないでほしいのです。
できれば、
聞いてくれる誰かがいるところで。
初めて話すカウンセラーであってとしても、
受け止めてもらえると、温かさを感じるはずです。
これがとても重要なことなんです。

このとき感じる人の温かさが『愛』なんじゃないかなと。
『愛』に触れた分だけ心が軽くなる。
軽くなれば心に余裕が生まれる。
そうすれば、一息つける。
そして、
その積み重ねが人生を変えて行くことになると思っています。
だから、
一人で泣いていて辛いときは、カウンセリングを試してみてください。
もし、
泣くつもりもなかったのに、カウンセリング中に涙が出そうになったときは
ガマンせずに涙を流してみてください。
カウンセラーにバレないように、でも大丈夫です。
一人では取れなかった心の中のしこりがポロっと取れるかもしれません。


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