こんにちは。岡田えりこです。
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

コミュニケーションは人と人をつなぐ大切な手段ですね。
そのコミュニケーションに関して、
「会話の受け答えが上手にできない。」
「こちらから話しかけようと思うと、何を話したらいいのかわからなくなる。」
といったような悩みをもったことはないでしょうか?

長年のおつきあいのある親しい相手ならば、
スポーツや音楽などの趣味の話や、
自分の悩みやグチなどから話がふくらんだりもしますよね。
まだあまり親しくない相手とはどうでしょうか?

会社や出会いの場、ママ友との立ち話、趣味の集まりなどで、
何も話さないのも不自然だし、と話しかけてみたけど
話がはずまずに気まずい雰囲気に。

「頑張って話しかけてみるけど、会話が続かないんです。」
「あまり私が詳しく知らないコトの話だと、うまく相槌が打てなくて。」
と悩むようなのです。
決して無口なタイプというわけでもなさそうな方が悩んでいることも多いのです。

カウンセリングでお話をお聞きしながら、
「今みたいに普通の話せば大丈夫なんじゃないかしら。」
と感じることも多いんです。

要するに、
『話しかけられたら返事は程度に話はするけど、
あまり親しいわけじゃないから、
こちらから話しかけるとなると
私が話題を提供しなくちゃいけなくなるんだけど、
色々と自分から自分の話をするのは嫌だ。』
ということのようなのです。

あまり親しくない相手に自分のことを話すに抵抗のある人は多いでしょう。
当たり前だと思ます。
そう思うことはちっとも悪いことではありません。

『何を話したらいいのかわからなくなる』ということは、
実は、「バレたくない。」とか「知られたくない。」と
強く思っているということなのです。
『隠したい』自分があるんです。

『隠したい自分』があるわけですから、
『自己開示は嫌だ』ということなのですが…、

会話がはずんでいるとき、
決して『情報』のやり取りをしているわけではありません。
『感情』=『感じているコト』について話していることが多いのです。

ですから、会話がはずんでくると
「わかるーーー!」って、共感したり
「だよねーーー!」って、共鳴したりしますよね。
これは感じていることについてコミュニケーションしているからなんです。

だから、『個人情報を自己開示』する必要はないのです。
(ゼロではないかもしれませんが。)
ちょっとした感じたことを表現するようにすればいいのです。

例)
Aさん「今日は本当に暑いですよねぇ。」
    と、(本当に嫌になるーーー!)言わんばかりに
感情を込めて話しかけると、
Bさん「暑くて嫌になりますよねー。」
という具合に相手も感情を受けて投げ返せるのです。
例)
Cさん「昨日のW杯の試合見ましたか?惜しかったですよねーーー。」
    (めっちゃ悔しいーー!)と、感情たっぷりに話せば、
Dさん「そうだったんですか。今日のニュースで見なくちゃですね。」
    と、興味がなくても興味を持ってしまうかもしれませんね。

よくない例ですが、
仕事のグチを言い合うときも、
「ホント嫌よねー。」とか「やめてほしいわよねー。」という具合に
感情のやり取りをしているので会話が弾むことがあります。
あまり、よくない例なのでこの辺でやめておきましょう。

私は会話はキャッチボールによく似ていると思っています。
言葉のキャッチボールですね。
会話がはずむときには、『感情』=『感じているコト』についての
キャッチボールが行われていることになります。

では、
どういう人がこのキャッチボールが上手だと思いますか?
明るい人?
優しそうな人?
話題の豊富そうな人?
オープンな感じがする人って話しやすいですよね。
会話がはずむ人も多いはず。

知り合いやお友達や同僚でオープンな人って聞いて思い出す人はいますか?
『オープン』な人って自己開示してる人?
オープンな人の個人的な事情って周りのみんなは知ってる?
違いますよね。

私たちがオープンさを感じるのは『情報』とか『事情』についてではありません。
『感情』=『感じているコト』についてなんです。
隠さずに感じていることを正直に表現する人を見て私たちは
『オープンだな』と感じるのです。
でも、
決して深い感情について表現するということではないのです。
今、感じたことについて話す、表現するだけでいいのです。



『隠したい』自分があるということは、もしバレたら、見られたら、
攻撃されるとか、馬鹿にされるとか、嫌われると思っていること。
そして、
『隠したい』自分があるとき、私たちは自分の悪い部分だけなく、
感情も隠してしまっているのです。
隠しているから、相手にはあなたがどういう人なのか、何を感じているのか、
がさっぱりわからないのです。
「あの人って何を考えてるのかわかんない人よね。」
という状態になってしまって、話しかけにくくなります。

すると、コミュニケーションするには、自分から話しかけることにいなるので
「会話の受け答えが上手にできない。」
「こちらから話しかけようと思うと、何を話したらいいのかわからなくなる。」
といったような悩みが発生するのです。

もっと感じているコトを表現して言葉のキャッチボールが上手になるために、
問題なのは『隠したい自分』があるということ。
どうして隠しておかなきゃいけないと思ってるのか、
いつから隠しているのか、など。

『隠したい自分』に関して、カウンセリングで
お話ししてみるのもいいと思います。
自分で『隠したい』と思っている部分に関しては、
誤解している点も多いものです。
隠す必要のないことに気づく方も多いんです。

新しい自分を発見することになるかしれません。

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