こんにちは。
カウンセラーの岡田えりこです。

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「最近どう?元気?」と聞いたら
「全然ですよー。元気ないっす。しんどいです。」と答える後輩がいました。
いつものやりとりなんですが、彼はちょっと精神的に参っていたのです。
口調よリも参っているかもな、と感じていたし、
「しんどい。」って言えるだけ救いがあるのかな、とも感じていました。

そっとしておいた方が彼のためなのかしら、と感じながらも、
なんか気になって話しかけちゃうな、と思っていたのですが、
『昔の私』がそこに見えていたようなのです。


ずいぶん前のことです。
友人の旦那さまが外人さんで、お会いするたびに
“How are you?”と聞くのです。
単なる挨拶なんですけどね。

初めは、英語の授業で習ったように
“I’m fine thank you , and you?”と答えていました。

次第に、fineじゃないのに、fineだと答えることに違和感を覚えて、
「まーまー。」とか「ぼちぼち。」と答えるようになっていきました。
“bochi bochi.”の意味も説明しました。
悪いわけではないけど、良くもないという意味だよ、と。
こんなやりとりが続く中、こう聞かれたのです。
「えりこは一体、いつfineなんだい?」と。

(◎◎;  
そんなこと、私が聞きたいよ! 
私にfineなことなんてあるのか?
最近、全くない。
どうして、私はこんなにどんよりしていて、
嘘でも“I’m fine thank you ”って言えないんだろう?

いつから、こんなにどんよりしているんだろう?
嘘でもいいから、“I’m fine thank you.”って言いなよ。
挨拶なんだからさ。
 →私って、暗くて嫌な奴だな。(さらにどんより)
という具合に、とっても自分を嫌なやつだと思っていたし、責めていました。

お願い!私に“How are you?”と聞かないで!
だって、笑って“I’m fine thank you ”とは言えないんだもん!

と、すごく情けなくて、悲しかったんです。



あの頃の自分と、「元気ないっすよ。」と答える後輩が、重なって見えたんですよね。
作り笑いしてくれてるけど、しんどいんだろうな。
少しでも気持ちを軽くしてあげられたらいいんだけど、と思うじゃないですか。



でもね、
あの頃の私を、こういう目で見てくれていた友人や友人の旦那さんがいたわけです。
私たちが向き合わないといけないのは、こっちなんだと思うのです。

心理学やカウンセリングをしていると、自分と向き合うことが多くなります。
どうして私はこう感じるんだろう?
どうして私はこう考えてしまうんだろう?
というように。

もちろん、それも大切なことですが、
もっと大切なことは、私たちを思ってくれていた人がいたということなんだと思っています。
自分と向き合って、自分を掘り下げて、癒していくことの意味って、
自分に向けられた温かい目と、優しい思いと向き合えるようになるためなのではないかと、
最近、強く思うのです。

あなたは何に悩んでいますか?
あなたのお話を聞かせてください。





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