カウンセラーの岡田えりこです。
いつもありがとうございます。

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私たちは、いろんなモノで心の隙間を埋めているようです。
意識的にも、無意識的にも。
あなたは心の隙間をどんなもので埋めているでしょうか。



コロナ禍ですっかりリモートが当たり前になりましたね。
リモート生活が多くなって一番変わったことはどんなことでしょうか?

・電車に乗らなくなった。
・スーパーに行く回数が減った。
・百貨店に行かなくなった。
・外食をしなくなった。

私は一番大きく変わったのは
・服を買わなくなった。
ことですね。
私はバブル世代ですから、20代の頃はバンバン服を買ってました。
しかも、百貨店で。バーゲンの期間は会社を休んで百貨店巡り。
服、くつ、服飾雑貨、たくさん買ってました。
若い頃は楽しみでもあったけど、それがストレス発散でもあると思ってました。
バーゲンで散財するために頑張って働いてるんだ!って思ったこともあります。

毎年新しい服を買うのが当たり前、という生活はその後もずっと続いていました。
が、しかし、
歳をとってきたのと、体型が変わってきて買っても着れなくなっていくので、年々
新しい服を買うのも必要最小限になってきてはいました。
そこに、コロナ禍です。

外に出る回数もグッと減りました。
おしゃれして出かけるところもない。
気分が滅入ってしゃれする気にもならなかった。

私は試着してから買いたいので、ネットで服を買うのはあまり好きではない。
服を買いに行くことも思うようにできないので、やむをえず買わなくなりました。
しかし、
着ていくところもないわけで、購買意欲もしぼんだのです。
でもね、
買わなくなると、案外いらない。なくてもどうにかなる。大丈夫じゃん。

「服ってそんなにたくさんいらないんだねーーー!」
って、思ったのです。
「服って買わなくても大丈夫なんだ。」
これって、結構な衝撃でした。

それからは、本当に必要なものだけ買おう、と意識が変わりました。



実は、今までも洋服が溜まってきたらリサイクルなどで処分していたのですが、
いつも感じるのは『自己嫌悪』
処分する服の山を見ては、「私はなんてばかなんだ。」と感じていたのです。
友人にネットなどで処分してもらっていたのです。
「新品同然なのにもったいない。まだ着れるのにいいの?」って言われたことが何度もありました。
「私ってばかだな。」と、その度に凹むのです。

「毎シーズン服を買うのが当たり前。」と思っていたのですが、コロナのおかげでそうじゃないって気づくことができたのです。
本当に必要なものしか買わなくなったら、気持ちもスッキリ。

「これも買っておこうか。」とか、シーズン終わりでも「来年着れるかな。」って
買ってたんですよね。
「絶対にこれがほしい。」じゃなくて、「とりあえず、買っとこ。」みたいな。
最高!じゃなくて、とりあえず合格点なものを買ってたんですね。

自問自答してみたんです。
「なんのために?」と。

『買うこと』『手に入れること』に意味があったように思うんですよね。
ちょとした満足感。満たされる感じ。
ということは、
飢餓感があったみたいです。

心理的飢餓感はモノでは埋まらないんですけどね。
つい、やってしまうようです。何かで埋めようとしちゃう。
モノでは決して埋まらないものだから。
モノで埋めても一時的なんですよね。

コロナのおかげで視点が変わりました。
やめざるを得なかったのだけど、やめてみたら大したことなかった。
買わなくても、ストレスたまらない。むしろ、買わない方がストレスたまらないかも。
本当に必要なモノ、最高にほしいモノだけを吟味して手に入れようと思えたのです。

『とりあえず』なモノを手に入れるのではなくて、
『本物』を手に入れるようにする。
本物とは、本当に必要なモノ、最高にほしいモノのこと。



部屋が片付いている人は心も片付いている。
というのは、よく言われることです。

ということは、わたしの心は片付いているように見せかけて、
心の隙間=クローゼットの隙間を服で埋めていたってことか!!!

これからは厳選した最高にほしいモノを手に入れて、愛でて楽しむことにしたいと思います。



みなさまの心が平和と喜びで満たされますように。


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