こんにちは。岡田えりこです。

<最近、友達と会いましたか?>


コロナ感染症はまだ続いていますが、どうやら少し落ち着きつつあるようです。
みなさんは、いかがお過ごしでしょうか?
ちょっとずつですが、日常を取り戻しつつあるように思います。
友達や同僚とランチや飲み会に行かれましたか?
まだ、人がいっぱいいるところはちょっと怖いから、と様子見をしているところでしょうか?

なんてったって、2年以上の自粛生活。人と会って話すことがない生活が当たり前になりつつありあました。
急に「状況によってはマスクなしでもいいですよ。」って言われて戸惑っている方もおられるのではないでしょうか。

そんな状況もあってか、
「友達がいない」
「友達が欲しい」
「友達と疎遠になってしまっている」
などというご相談をいただくことが多い気がします。

人との付き合いが疎遠で当たり前だったけど、そろそろまた人との関係が始まるってことですよね。
ということは、
『人との関係』に問題を感じる人が増えてきているということかもしれません。

『当たり前』に大きな変化が生じたこの2年。
私は、人との距離について、とてもとても考えさせられた気がしています。

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あなたにとって、友達ってどういう存在ですか?
あなたにとって、友達って何ですか?
あなたにとって、友達ってどういう人ですか?

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<友達ってどんな人?>


友達がいる人も、いないって思っている人も、改めてちょっと考えてみてください。
友達ってどういう人なんでしょうね。

20年、30年の付き合いがある友達を持っている方もいるでしょう。
パートナーが友達(親友)の役割を兼ねている人もいるかもしれません。
たまたま、知り合った人と友達になったって人もいるだろうし、
誰かの紹介で知り合った人かもしれない。

どうやって知り合ったかは、別として、
友達って私たちが呼ぶものは、ある程度心を許した相手ですよね。
きっとそうなはずだと思うんです。

あなたが友達って言えそうな人のこと思い出してみてください。
今、友達がいないって人は、昔々の友達でもいい。
幼稚園の時、小学校、中学校の時でもいい。
それでも、いないって人は、従兄弟でも兄弟でもいいですよ。

『どうして、その人に気を許しちゃったんですか?』

どうして、だと思いますか?
どうして、だったと思いましたか?

きっとね、「好き」だからだと思うんです。
あなたが、その人のことを「好きだな」って思ったから。
中には「私のこと好きになってくれそうだから、好き」って思った人もいるかもしれない。
動機はどうであれ、「好き」って感じたから、友達って思ったんじゃないかな。



「好き」って感じたから、相手に興味を持ったのです。
本当はどんな人なんだろ?と思ったのです。
どんな感性を持っているんだろう?
何を考えているんだろう?
どんな本を読むんだろう?
どんな漫画が好きなんだろ?
どんなことを感じているんだろう?
どんな感情を感じているんだろう?
って。


<大人の友達とは?>


そしてね、
相手との関係をより良くしてくれるものは『話の聞き方』だったりします。
仲良くなるのは、話が合う相手だったりするでしょ。
聞く力って大事なのです。


人って話を聞いてもらえると、気持ちを受け止めてもらえたって感じるんですよね。

だって、ひとは語りたいものだから。
語りながら、自分を知っていくものだから。

でも、一方だけが話す人。一方だけが聞く人。では意味がないのです
どうすれば、聞けるのか。
相手に興味を持つことです。
何が好きなんだろう?って。

だからこそ、大人の友達には『安全な』という条件があるように思います。
この『安全な』っていうのは、話せる人。気持ちを受け止めてもらえる人。
下手くそでもいいんです。
お互いがお互いの気持ちを受け止めあえる人。

そんな友達がいたら、いいと思いませんか?
大人の友達。

<友達って心の中にいるのかも>


私が、コロナ禍で感じたことは、
『会うから友達だ』ということではないんだな、ということ。
私にとってはめったに会わなくても友達は友達だ、ということでした。
コロナ禍だから会えない、じゃなくて、コロナ禍じゃなくてもこの2年は会わなかったであろう友達もいます。
でも、友達は友達。変わらない。

友達がいて心強いって思える時は、私の心の中に友達がいるんです。
その瞬間に友達の心の中に私がいるかどうかは、わかりません。
でも、私の心の中には『いる』んです。
そして、心強いなって感じる。
一人じゃないなって感じる、ということ。

同時に友達の心の中に私がいたかどうかは、わかりません。
たぶん、いなかったんじゃないかと思います。
でも、そんなことは関係ないんですよ。
同時に、お互いの心の中にいなきゃ友達じゃない、なんてことはないんですよ。きっと。

こちらの、私の、心の中にいるかどうか、が大きなポイントなんだと思うのです。

<好きになる勇気を持とう>


『友達』っていう存在は、私たちの人生に彩りを与えてくれる存在なんじゃないかと思うんです。
悲しい気持ち、辛い気持ちは、分かち合って半分こして助け合う。
一緒に遊んで、楽しい気持ち、嬉しい気持ちは倍増する。
これって、気持ちが豊かになるってこと。人生が豊かになるってこと。

一人でも心を許せる『友達』をつくることができたら、それはあなたの『宝物』になります。
本当はそれくらい難しいことなのかもしれませんが、人生を何倍にも『豊か』にしてくれるものでもあります。
チャレンジしてみる価値はあると思います。
何歳からでも大丈夫。遅いなんてことはありません。

まずはほんの少しだけ「好き」になることから。
どんな理由でもいいのです。
どんなささいなことでもいいのです。
「なんか、いい人だな。」とか「なんか、好きかも。」って感じることから。

だって、好意を持たれて嫌だって人はいないと思うんです。
嫌いな人にだって、好意を向けられたら、お断りはするかもしれませんが
「そうでしたか、ありがとう。でも受け取れません。ごめんなさい。」
ってことですよね。

まずはほんの少しだけ「好き」になることから。
全部好きじゃなくてもいいと思うんです。
この人って正直だな。
この人って気さくだな。
この人って笑顔が素敵だな。
この人ってお人好しだな。
なんか、憎めないな。
なんでもいいんです。
ちょっとした『好き』を探してみる。
誰かのいいところを探してみる。
ちょっとだけでいいんです。

「好き」という心の扉のドアノブに手をかけることから、始めてみませんか?
勇気を振りしぼって、開けてみましょう。

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今日もお読みいただきありがとうございました。
あなたの心が優しさと安らぎに包まれますように。
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のびのびと生きよう!〜人生を変える勇気を育てよう!

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